コードのつけ方

メロディーへのコードの付け方を紹介してます

14.セブンスにしてみる

 
さて前回のsus4と同様に、
ダイアトニックコードを変化させて
表情を変えていくパターンです。
 
今回は
脱初心者の登竜門、
「セブンス」についてです。
 

セブンス自体についてはコチラをどうぞ
1ヶ月  de  コード理論  その8「セブンス」
 
 

Cのダイアトニックコードに7thをつけると、
C△7・Dm7・Em7・F△7・G7・Am7・Bm7-5
…となります。
 
さっそく7thをつけてみましょう。

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■■■ 重要 ■■■
 
☆1小節目のCと2小節目のC△7が、
どのように違っているのか。
 
☆3、4小節目がAm7になったことにより、
前回のAmとどう違っているか。
 
これらを丹念に聴き比べてみて下さい。
 
■■■
 
 
 
【さらにもう1歩…】
 
前述した通り、ダイアトニック内は、
C△7・Dm7・Em7・F△7・G7・Am7・Bm7-5
です。
 
 
これらを分類してみると…
 
・メジャー7thは、
C△7・F△7
 
・メジャーコードの7thは
G7のみ
 
・マイナーコードの7thは
Dm7・Em7・Am7
 
の3つに分かれますね。(Bm7-5は除外)
 
 

まずこの中の、
G7とDm7。
この2つは7thの役割がハッキリしてます。
トニックに戻るために7thが重要な働きをしています。
 

なので、
「曲に表情をつける」という目的からすると、
他の残りのコードに7thを
つけるのか or つけないのか、
ということになります。
 

今回の「おどるヘンテコリン」を聴いて、
CとC△7は明らかに違うことに、
気付きましたでしょうか?

どのように違って聴こえたのかは、
(私にはオシャレになったように聴こえます)
人それぞれでしょうけれども、
△7を付けるか付けないかを
考える“判断材料”はあります。
 
 
しかし…
AmとAm7、EmとEm7ですが、
△7ほどの違いを感じましたでしょうか?
 
もちろん、7thがあると無いとでは
聴こえ方は違うのですが、
実際の演奏でAm7をAmで弾いたところで、
聴衆が気付くか?というと、
そう気付かないかと思います。
 
これらを含め、セブンスは
アドリブソロのときに大きく作用する一面もあります。
 
 
 
・無くてはならない7thもあれば、
・あると大きく印象が変わる7th、
・あっても無くても大差ないが、
ソロのときは重要な7th
 
などなど、
セブンスというのは本当に奥深く、
またその分、理解が深まれば、
音楽の幅も広がります。
 
 
 
 
☆☆☆
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