コードのつけ方

メロディーへのコードの付け方を紹介してます

15.サブドミナントマイナー

 
前回前々回に続く、
ダイアトニックコードを変化させて
曲に表情をつけるシリーズの最後です。
 
今回は
超お手軽にも関わらず、
大きな変化をもたらすお得なものです。
 
サブドミナントマイナーといって、
その名の通りサブドミナント(F)を
マイナーに(Fm)にしたものです。
 
 
たったこれだけで大きく表情が変わります。
サブドミナントマイナーについてはコチラ
 
ではさっそく使ってみましょう!

6小節目をFmにしました。
前の小節(5小節目)のFと比べて、
変化がついていることがよく分かるかと思います。
 
 

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■■■ 重要 ■■■
 
・当然ですが、メロディーに3度(Fならラ)がいたら、
Fmは使えません。
 
・曲中に使ってもいい味をだしますが、
エンディングでも使うと効果的です。
F→Fm→C or G7
この順で使うと内声がラ→ラ♭→ソ
と半音での流れも生まれます。

■■■
 
 
【さらにもう1歩…】
 
サブドミナントマイナーの代理コードとしては、
II♭△7(D♭△7)・VI♭△7(A♭△7)・VII♭7(B♭7)
があります。
カッコ内のコードは全てFmの代わりになるものです。
 
 
この代理コードはジャズ等でよく使われます。
曲中に(!?何だ?この突然出てきた♭7のコードは?)
…と思ったらサブドミナントマイナーを疑ってみましょう。
 
 
 
 
 
☆☆☆
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