コードのつけ方

メロディーへのコードの付け方を紹介してます

10.代理コードに変えてみる(I)

 
 
今回と次回3コード以外のダイアトニックコードを使って、
より豊かなサウンドを創ってみたいと思います。

3コード以外のダイアトニックが
何が出来るのかというと
3コードのそれぞれの代わりを
務めることが出来るんです。
 
まずは、トニック。
トニック(C)の代わりに、
3番目(Em)6番目(Am)
使うことができます。
 
これらを「代理コード」といいます。
 
「日曜日の夕方に放送される静岡県を舞台にしたアニメ」
を彷彿させるメロディーのおどるヘンテコリン。
 

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これのCコードのところを
EmかAmに代えてみましょう。
 

今回は.3.4小節目のCをAmに代えてみます。
同時に同じメロディーなので11.12小節目もAmにしときます。

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■■■ 重要 ■■■
 
ポイントとしてはそれぞれのコードのイメージを
自分の中で作っておくことです。
 
僕の場合は…
Emはオシャレな感じ。爽やかな感じ。
Amは重たい感じ。詰まったこしあんみたいな感じ

もちろん人によって違うと思います。
それぞれのコードが持つキャラクターみたいなものを
自分の中で確立しておくと、
当てずっぽうにならず、意志を持った交換ができます。
 
 
次回は4番目のコードも変えていきます。
そちらは結構大事なことを書いてありますので、
是非、ご覧くださいね。
 
 
■■■
 
 
 
 
 
【さらにもう1歩…】
 
「代理コード」自体はEmとAmだけではありません。
 
C(トニック)の代理コードとしては、
他はF#m7-5(IVm7-5)があります。
F#m7-5の構成音はファ#・ラ・ド・ミです。

ド・ミは言わずもがなCの構成音ですし、
ラはCの代理のAmにもいるのでCと近い存在。
 
ファ#がなんとも仲間外れ感が強いですが
#11thというテンションでして
これが入ることによって異次元な感じがしますね。
 
 
 
 
 
☆☆☆
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