コードのつけ方

メロディーへのコードの付け方を紹介してます

13. sus4(サスフォー)

 
 
次はダイアトニックコード以外のコードも使ってみましょう。
 
今回は、
「わざと宙ぶらりんなサウンドにすることにより、
その後の安定さが、よりいっそう増す」
という、
sus4(サスフォー)というコードを使います。

sus4に関しては以前、動画で説明しているので、
こちらをどうぞ。
 
 
 

かんたんに言うと…
 
3度の音を4度にしたものがsus4です。
Gコードの3度はシ、4度はドなので、
このシをドに引き上げます。
 
Gsus4=ソ・ド・レ です。
 
 

今回は7小節目をGsus4にしたいと思います。
実はこれで原曲(?)と同じコード進行になります。
本当にシンプルなコード進行で、
やはり長く愛される曲というのは、
このように基本に沿ったコード進行になっている
ということがよく分かります。
 

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■■■ 重要 ■■■
 
 
基本的には、Gsus4の次に来るコードはGです。
3度の音を4度に吊り上げているので、
上げた3度を元に戻します。
 
それにより、
宙ぶらりん(Gsus4)から安定(G)になります。

■■■
 
 

【さらにもう1歩…】
 
実は、効果としてはsus4なのに、
違う書き方をする場合があります。
 
代表的なものが、
Dm7/G や F/Gです。
Dm7 on Gとも書かれます。
 
いわゆる「分数コード」ですね。
 
分数コードが出てきたら、
まずsus4を疑ってみるといいです。
 

例えば、F/Gなら…
実際に弾く音は、
ソ・ファ・ラ・ドですね。
 
 
ソはルートです。
ファはセブンスで、
ラは9thですね。
ドは4度です。
 
 
要するに、
G7sus4(9)と同じことです。

ただ譜面上にいきなり、
G7sus4(9)とか書かれても
「んん???」となってしまうので、
分かりやすく、F/Gと記載されているわけです。
 
 
 
 
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